担当:杉本陽花
【はじめに】
対象雑誌:SEDA2015年 6月号(5月7日発売)
表紙:森絵梨佳(モデル)
出版社:日之出出版(他雑誌:『FINEBOYS』『Safari』)
価格:500円(定価)
ターゲット:ストリートカジュアルスタイルの10代後半~20代女性
撮影場所: 丸善 丸の内本店
撮影日:5月12日(火) 20時半ごろ
【販売面】
◎良い点
・広い敷地1~4階のフロアがあるので、多様な雑誌・書籍を取り扱っている。さすが本店。
・ananやhanakoなどのバックナンバーが上部の本棚に取り揃えてある。強い。
・各階に美術館のような展示回遊スペース「ミュージアムゾーン」が存在する。シャレオツ。
・本の相談を専門で受ける「ブックアドバイザー」がいる。
・3階に東京駅周辺の景色が一望できる試し読みスペースがある。
×悪い点
・女性ファッション誌と女性情報誌が一応分かれているはずなのに分かれていない感がある。
・ふらついている店員さんがあまりいないので話しかけづらい。
・敷地の割に検索機の数が少ない。
・棚と棚の間のスペースが狭いので立ち読みしづらい。(特に男性誌コーナー)
・エレベーターが店内にない。
【内容面】
◎良い点
・着まわしテクニックやトレンド&定番アイテムの着こなし方など情報が具体的
→おしゃれ初心者に優しい内容。教科書的存在。
・ファストファッションブランドのアイテムを積極的に使用、
その他のアイテムも大多数がアンダー1万円
→あまりお金を持っていない若年女子のお財布に優しい
・アイドルの起用(AKBぱるるや元モ-娘の高橋愛など)
→リアルクローズ感、無茶なコーディネートがない
・メイク、健康、料理に関する記事のページ数がぱっと見多い
→読者にファッションだけでなくライフスタイルも提案?
・ファッションスナップが充実している。
×悪い点
・内容、コンセプト、レイアウト、と全ての面における「ごった煮」感
→読みづらい。どこの層を狙っているのか不明瞭。コンセプトが分からない。
・紙面の推し方が Zipperから引きずり出してきたパチパチズ>>SEDA専属モデル
→確かにパチパチズの方が知名度あるし影響力あるけど、自分たちが雑誌のイメージに合うと思って選んだ専属モデルを推さないって雑誌のアイデンティティとしてどうなのよ。
・最近推している「アメカジガール」のぱっとしなさ(詳細は【ぼやき】に記載)
・メイク記事のメイク後の写真がなぜか加工されている
・載せているファッションと広告のマッチングのしていなさ
【ぼやき】
・4月号「青文字女子がなりたい髪ってこういうこと!」
7月号「155cm以下の青文字女子を応援します!」
→SEDA編集部はSEDAを青文字系(個性派)雑誌として認識している模様
でも5月の表紙は石原さとみ、1月号の表紙は紗栄子だし、納得いかない。
・「モテ」は誌面に一切なし→想定より4象限の下の方にいる可能性
・中島健人インタビューは需要なのかゴリ押しなのか
・文化面は「女子」向け感強いですね(『クローバー』のDVDを紹介)
・3月号ごろから押し出している「アメカジガール」、今月もメインの特集に「アメカジガールの~」
(アメカジガールのイメージ) 服装:もちろんアメカジ、ではなさそう・・・。
中身:サブカル女子と「日本初上陸」に目がないミーハー女子
を足して割った感じ
⇒パッとしない
・いくら『ビリギャル』公開時期といえどもどの雑誌も有村架純起用しすぎじゃない?